統計検定2級に合格しました。そのときの勉強方法です。
はじめに
勉強前の状態ですが、ある程度の統計の知識はある状態だったと思います。公式の教科書をパラパラめくって、細かいところは覚えていないまでも「あーなんか見たことあるな」ぐらいでした。
勉強方法
公式教科書
- 作者: 田中豊,中西寛子,姫野哲人,酒折文武,山本義郎,日本統計学会
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2015/12/10
- メディア: 単行本
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結構ちゃんと読んで、練習問題も解きました。読むのは通勤時間中とかにやっていたので、正確ではありませんが10時間くらいはかかったと思います。練習問題も全部で7~8時間くらいかかったと思います。
練習問題の略解の補足があるので、練習問題を解く人は参考にするといいと思います。
公式の教科書を使いましたが、以下の本の方が評判いいみたいなので、こちら方が良いかもしれません。
- 作者: 東京大学教養学部統計学教室
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1991/07/09
- メディア: 単行本
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統計WEB
統計2級の範囲で解説と問題があります。問題だけ解きました。間違ったところだけ解説を読みながら進めて8時間くらいかかりました。
解説については全部目を通していませんが、公式の教科書より容易な文章なので、こちらを先にやったほうが良かったかもしれません。むしろこれだけでいいような気がします。
公式の教科書や東大の統計学入門は辞書的に使う感じでも良いと思います。
過去問
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2014〜2016年]
- 作者: 日本統計学会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2017/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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試験の制限時間は90分ですが、ゆっくり解いても60~70分で解けます。答え合わせして間違ったところを調べたりして90分くらいなので、全部で7~8時間くらいです。だいだい90%くらいの正答率でした。
また、過去問は最新版のみ公式サイトに掲載があります。
統計検定 2級|統計検定:Japan Statistical Society Certificate
試験
試験は年2回のペーパー形式の他に、いつでも受験できるCBT形式があります。CBT形式で受験しましたが、過去問(ペーパー形式)と量・難易度は同じくらいだと思います。
おわりに
CBT形式では、60%以上が合格と明記されているので、合格するだけでなら、ここまで*1勉強しなくても十分だったかもしれません。その分、ちゃんと理解できたと思うので、無駄にはなっていないと思いますが。
*1:全部で35時間くらいかけたともいます。